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【Androidアプリ】「共有」をタップしたときに共有先アプリを限定して「共有メニュー」に表示してくれる「I HUB」の使い方

2019/10/08

 いろいろなアプリのメニューにある「共有」とか「Share」とかをタップすると、Android標準の「共有方法」画面に共有先候補のアプリがズラッと並びます。アプリを多くインストールしていると1画面では収まりきらず何画面にもなり、共有先のアプリを選択するまでにちょっとわずらわしさを感じます。



 それを解消してくれるのが「I HUB」(Ver1.4.5)です。

 「共有方法」画面には、普段は滅多に使用しないアプリも表示されますが、「I HUB」は、これらの不要なアプリを非表示にしてくればかりかいろいろと楽しいオプションを用意してくれています。

 共有をタップしたときの「共有方法」が1画面に収まらなくなったら、是非導入してみてください。

※使用端末:ASUS Zenfone 2(Android OS:6.0)

1.Androidシステムの「共有方法」画面

・例

 2画面ちょっとあります。これをスクロールして目的のアプリを選択するのはハッキリ言ってちょっとわずらわしいです。絶対に利用しないアプリもあるし、今後インストールするアプリが増えれば画面数も増えてきます。
 「I HUB」をインストールすれば、不要なアプリは削除して、(共有メニュー)画面をスッキリすることができます。また、(共有メニュー)画面をいろいろとカスタマイズすることも可能です。




2.「I HUB」のインストールと起動


・無料版のインストール先
https://play.google.com/store/apps/details?id=net.webmise.ihub

※有料版もあります。

・インストール後最初の起動画面

 まずは、何かのアプリの「共有」で、「I HUB」を利用する必要があります。

Chromeブラウザで「共有...」をタップしたところです。

共有メニューの画面の選択候補として、『000(*I*)IHUB』と『Androidシステム』が表示されるので、『000(*I*)IHUB』の「1回のみ」または「常時」をタップします。
これで準備完了です。
再度、「I HUB」を起動します。


・一度「共有」を「I HUB」で利用した後の起動画面

 共有先のアプリ一覧が表示されます。
 この画面では、共有メニューの編集ができるのと、あとはメニューボタン(①)の「設定」から共有メニュー画面のカスタマイズができます。

・メニュー





3.共有メニューの編集

1)不要なアプリ(アイコン)の削除


 削除したいアイコンを長押ししながら「Delete」に移動して離すとそのアプリは削除されます。
 
 削除したアプリ(アイコン)を元に戻すには、「Menu」⇒「表示されていないアプリ」(削除したアプリ一覧を表示)で、元に戻すアプリをタップします。

 (すべてを一度に削除したい場合は、「Menu」⇒「全て削除」でOK)


2)表示順の変更(並べ替え)
 表示順を変えたいアイコンを長押ししながら、順番を変えたいところで離すと表示順が変更できます。

3)アイコン/ラベル(名称)の変更


 変更しようとするアイコンをタップするとメニューが表示されるので、アイコンまたはラベル(名称)の変更ができます。

4.共有メニュー画面のカスタマイズ

・設定メニュー

 起動時の画面で、①メニューボタンをタップして表示されるホップアップメニューから「設定」をタップすると、「設定メニュー」が表示されます。

1)画面モード

 共有メニュー画面のレイアウトを決めます。「リストモード」と「グリッドモード」があります。

・「リストモード」は、アイコンの大きさ(16~116)を変更できます。(行の高さは変わりません。)
・「グリッドモード」は、1マスのサイズ(アイコンとラベルの表示領域)(50~180)を変更でき、画面の列×行の表示数を変えることができます。
※どちらのモードもラベル(フォント)の大きさを変えることができないことに注意してください。⇒ラベルの大きさは、「フォント設定」で変更します。


(左)「リストモード」 (右)「グリッドモード」

 ※ともにデフォルト設定です。

2)画面オプション

(画面の設定)
・フルスクリーン表示/ハーフウィンドウ表示
・タイトル非表示:「I HUB」を非表示にします。
・ボタンを消す:「Trashbox」「Menu」/「送った後も開いておく」を非表示にします。
・背景画像を設定:背景に画像(写真)を設定できます。
・アニメーションを使用

・アプリ名を1行表示::長いラベル(アプリ名)は途中できれます。
・アプリ名非表示:アイコンだけになります。
(起動方法の設定)
・ACTION_SEND機能:Intent.ACTION_SENDを受け取るアプリに「I HUB」を追加。
・ACTION_CHOOSER機能:Activityの選択画面に「I HUB」を追加
・検索キー機能:ハード「検索」ボタン長押しで「I HUB」を起動
(画像の設定)
・「TrashBox」/「Menu」/「Close」ボタン/「ゴミ箱」


【カスタマイズ例】
(左から)・標準・フルスクリーン・ハーフウィンドウ※グリッドモード

・ラベル1行・タイトル・ボタンをすべて隠した場合(ハーフウィンドウ)

 タイトルの非表示は、表示領域が拡がりますが、ボタン隠しは、拡がらないようです。

・さらにラベル非表示

アイコンが大きくなりました。




【補足】起動方法の設定
・「ACTION_CHOOSER機能で機能させる」のチェックを外すと「共有」をタップしたときに『000(*I*)IHUB』の選択肢がなくなります。つまり、他に共有アプリがない場合は、標準のAndroidシステムの共有方法の画面が直接表示されることになります。※チェックは必須

・「ACTION_SEND機能で機能させる」をチェックすると、Androidシステムの共有方法の画面に『000(*I*)IHUB』のアイコンが表示されます。

・「検索キー長押しで機能させる」をチェックすると、ハード「検索」ボタン長押しで「I HUB」を起動することができるようですが、最近のスマートフォンには、このハード「検索」ボタンは実装されていません。

3)色設定

 共有メニュー画面の背景色とラベルの文字色の設定ができます。



【カスタマイズ例】

「リセット」で初期設定に戻ります。


4)フォント設定

 共有メニュー画面のラベルの「フォント」「フォントスタイル」「フォントサイズ」(5~50)の設定ができます。
・フォント

・フォントスタイル


5)共有画面の余白


5.共有メニュー画面の使い方

 「Trashbox」ボタン・「Menu」ボタン・「Close」ボタン・「ゴミ箱」を隠さない場合、起動画面と同様に、「共有メニューの編集」「画面のカスタマイズ」が可能です。

 「Delete」を表示するには、①「Trashbox」ボタンをタップします。もとに戻すには、③「Close」ボタンをタップします。

 ②「Menu」ボタンをタップすると、メニューが表示されるので、画面のカスタマイズ等がここからもできます。

※起動画面のメニューとの違いは「ACTION_VIEWに変換する」の項目があるところです。機能としては、URLや画像を共有するときに、URLであればダイレクトにブラウザが起動します。

当記事はここまです。完読ありがとうございます。以降、関連記事一覧等になります。

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