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【Qrio Smart Tag Q-ST1】公式アプリ「Qrio Smart Tag(キュリオスマートタグ)」の機能と使い方-置き忘れものを探し出し最良のグッズかも-

2020/03/10

 『モノとスマートフォンをつなげる』というキャッチフレーズに惹かれて、「Qrio Smart Tag」を購入してしまいました。




 では、実際どんなことができるのか公式スマートフォン用アプリである「Qrio Smart Tag(キュリオスマートタグ)」(Ver.1.3.0-411)の機能を読み解いて、「スマートタグ」の使い方を考えてみました。
 「Qrio Smart Tag」は、置き忘れものを探し出し最良のグッズになるかもしれません。
 
・家の中で、鍵を探し出すイメージ(「使い方」の詳細は、6.を参照してください。)

1.本体と同包物


①「Qrio Smart Tag」本体
②ボタン電池
③ドライバー
④ねじ(2個:うち1個は予備)
⑤リング


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2.「スマートタグ」を利用できるようにします。

1)電池をセットします。

・表面(ねじ穴のある面)を下に向けてポンと叩いて蓋を取ります。
・ボタン電池を「+」を上に向けてセットします。
・正しくセットされるとLEDランプが赤く数秒点灯します。
・電池を少し押し込みながら蓋をセットします。
・付属のねじとドライバーで蓋を固定します。
(ドライバーを回すより、本体を回したほうがやり易いです。)

2)「キュリオスマートタグ」アプリをインストールします。(Androidの場合)


 「Google Play」の検索から「qrio smart tag」と入力して、「Qrio Smart Tag(キュリオスマートタグ)」をインストールします。

3)ユーザー登録をします。

①「Qrio Smart Tag(キュリオスマートタグ)」アプリを起動します。
②「利用規約に同意して登録」をチェックして
③「メールアドレスで登録」をタップします。
④「メールアドレス」「パスワード」を入力して
⑤「確認メールを送信」をタップして
⑥ホップアップが表示されるので「OK」をタップします。

⑦登録したメールアドレスに「ユーザー登録確認」メールが来るので、本文中にあるURLをクリックします。 
⑧表示されたURLで「登録する」をクリックします。

これで、ユーザー登録は完了です。

4)「スタートタグ」をスマートフォンに登録します。

①「Qrio Smart Tag(キュリオスマートタグ)」を起動します。(位置情報および「Bluetooth」はオン)
②「メールアドレス」と「パスワード」を入力して
③「ログイン」をタップします。
※ファームウェアの更新案内がホップアップされたら「OK」をタップします。
(「ファームウェアの更新」については、5.5)参照をしてください。)

④「ホーム」をタップして、「+」をタップします。
⑤「登録を始める」をタップします。
⑥ホップアップが表示されるので「開始する」をタップします。

⑦しばらくすると「スマートタグ」が検出されて画面に表示されるので、その部分をタップします。
⑧「OK」をタップして、「スマートタグ」のブザーが鳴るのを確認します。
⑨「登録」をタップして、スタートタグの登録は完了です。

⑩登録した「スタートタグ」に名前とカラーを設定します。※後からでも可能

これで、「スタートタグ」を利用することができます。

3.「スマートタグ」の使い方

1)「スマートタグ」を取り付けた物(例えば「鍵」)のありかをスマートフォンから探し出すことができます。

①スマートフォンで「Qrio Smart Tag(キュリオスマートタグ)」を起動します。
②「ホーム」画面で、スマートタグの監視を「ONにする」をタップします。※スマートタグの監視を停止している場合
③「スマートタグ」アイコンをタップすると「スマートタグ」が「ピピ」っと5回ぐらい鳴ります。※音量の調節はできない。(?)
これで、「鍵」のありかがわかります。

もし、音が聞こえなかったときは
④「ベル」アイコンをタップすると地図に「スマートタグ」がある場所(直近に位置情報を送信した場所)を表示してくれます。

2)逆に「スマートタグ」からスマートフォンを探し出すことができます。

この機能を使うには、設定が必要になります。

①スマートフォンで「Qrio Smart Tag(キュリオスマートタグ)」を起動します。
②ホーム画面で「ベル」アイコンをタップします。
③地図画面で3ドットボタンをタップして
④「スマートタグ設定」をタップします。
⑤「リモコン設定」をタップします。

⑥「ボタンn回押し」をタップします。
⑦「スマホを鳴らす」をタップします。

これで設定は完了です。

「スマートタグ」の丸いボタンを押すとスマートフォンが鳴ります。(アラーム音?)
※音を止めるには、スマートフォンの画面で「止める」をタップします。

【注意】「信頼できる場所」(4.2)参照)にいるときは、動作しません。

3)「スマートタグ」をカメラのシャッターにできます。


この機能を使うには、設定が必要になります。

2)の⑥までは同じです。
⑧「カメラシャッター」をタップします。

これで設定は完了です。

・ホーム画面

⑨ホーム画面で「カメラ」ボタンをタップして、「カメラ」(前面のみ?)を起動させます。

・「スマートタグ」の丸いボタンを押すと「カメラ」のシャッターが3秒後ぐらいに切れます。

【注意】「信頼できる場所」(4.2)参照)にいるときは、動作しません。




4.「Qrio Smart Tag(キュリオスマートタグ)」アプリの設定について

1)ユーザー設定

①「ホーム画面」で3ラインメニューボタンをタップします。
②「ユーザー設定」をタップします。
③「ユーザープロフィール」(ユーザー名・アバター)の設定ができます。
④「パスワード変更」ができます。

2)アプリ設定

 スマートタグの監視(検出)に関する設定ができます。
・「ホーム画面」で3ラインメニューボタンをタップ⇒「アプリ設定」をタップします。

①スマートタグの監視:オン/オフの切り替えができます。
②スマートタグの検出時間

③信頼できる場所の設定


【Tips】信頼できる場所の設定について(Androidのみ)

・現在地の周辺(赤丸の中:半径50mぐらいの円内)を「信頼できる場所」に設定する場合「決定」をタップします。
・場所の名称を入力できます。

・「信頼できる場所」にスマートフォンがある場合は、「スマートタグの監視」が停止されます。
・「信頼できる場所」は、3カ所まで設定できます。

5.スマートタグの設定

・「スマートタグ設定」画面※「スマートタグ設定」画面の表示方法は、3.2)を参照してください。

1)通知設定

2)リモコン設定※3.2)を参照してください。

3)スマートタグの共有

 「スマートタグ」の位置情報を他のスマートフォンと共有することができるようになります。

メールアドレスを入力して、「送信」をタップします。

※ここに入力するメールアドレスは、ユーザー登録してある必要があります。

共有される側(スマートフォンで)の準備
・「Qrio Smart Tag(キュリオスマートタグ)」をインストール
・ユーザー登録
・スマートフォンの設定:位置情報、Bluetoothのオンにしておく必要あり。
※スマートタグの登録は不要

 共有できると「共有リスト」に追加されます。

 共有リストのメールアドレスをタップすると次の画面になります。

ここで、「共有の一時停止」と「共有の解除」ができます。



 共有したメールアドレスで「Qrio Smart Tag(キュリオスマートタグ)」アプリをログインしたスマートフォンで、
・「スマートタグ」の位置を確認する方法は、ホーム画面をタップします。
・「スマートタグ」の音を鳴らすのは、ホーム画面で「A」の部分をタップします。

※左の画面は、iPhoneになります。

4)位置情報の自動通信間隔


 「スマートタグ」が「Qrio Smart Tag(キュリオスマートタグ)」アプリとの通信範囲にあるとき、スマートフォンの位置情報を「スマートタグ」に記録する時間間隔を設定できます。

 ※通信可能であるスマートフォン(「Qrio Smart Tag(キュリオスマートタグ)」アプリを起動中)であれば、その「スマートタグ」を登録していなくてもOKです。

5)ファームウェアの更新

①「ファームウェアの更新」をタップして
②最新のファームウェアのバージョンを確認します。
③現在のバージョンと最新のバージョンが相違している場合「アップデート」をタップします。

④最新バージョンへのアップデートが始まります。完了したら「OK」をタップします。ファームウェアが最新になっていることが確認できます。

6.「スマートタグ」の使い方 例1:家の中で鍵を探し出す方法

 外出しようと思ったときに、家の鍵が見当たらないということは、よくあることです。「スマートタグ」を鍵に取り付けていると簡単に見つけ出すことが可能になります。

1)大前提
 ・スマートフォンを所持していること。(Bluetooth4.0に対応したAndroid(OS4.4以上)かiPhone(iOS9.3以上)のどちらでもOK)
 ・電池がセットされたスマートタグが鍵に取り付けられていること。

2)スマートフォンおよびスマートタグに関する前提
 ・「キュリオスマートタグ」アプリをスマートフォンにインストールしていること。
  ※2.2)参照
 ・ユーザー登録していること。
  ※2.3)参照
 ・鍵に取り付けられている「スマートタグ」がスマートフォンに登録されていること。
  ※2.4)参照
 ・スマートタグのファームウェアが最新であること。
  ※5.5)参照

3)鍵を探し出すときの前提
 ・スマートフォンの電池が切れていないこと。
  (⇒電池が切れている場合は、充電してください。)
 ・スマートタグの電池が切れていないこと。
  (⇒電池が切れている場合は、鍵をこの方法で探すのはあきらめてください。)
  ※電池状態の確認方法:「スマートタグの設定」画面で「バッテリーチェック」をタップ
 ・スマートフォンの「位置情報」「Bluetooth」がオンになっていること。
 ・スマートフォンで「キュリオスマートタグ」アプリが起動していること。

4)鍵を探し出す手順
 「キュリオスマートタグ」アプリの
 ・「スマートタグの監視」が「ON」になっていないときは、「ON」にします。
 ・ホーム画面で、「スマートタグ」アイコンをタップします。

 鍵がスマートフォンの近く(約10m以内)にあれば、「スマートタグ」が音を発するので、その音のするところへ行けばめでたしめでたしです。

7.「スマートタグ」の使い方 例2:外出先で鍵を紛失した場合に、探し出すことができるかもしれない設定方法

 鍵のみを外出時に紛失した場合に有効です。※スマートフォンとともに紛失した場合は、スマートフォンの検出サービスを利用してください。

1)「スマートタグ」に位置情報を常に記録するようにします。 
 ・スマートフォンで「Qrio Smart Tag(キュリオスマートタグ)」アプリを起動しておきます。
 ・位置情報を記録する間隔を「10分ごと」に設定します。
  ※5.4)参照
 ・移動中、スマートフォンと「スマートタグ」の距離は、10m以内を保ちます。

2)スマートフォンと「スマートタグ」の距離が、10m以上になったらスマートフォンに通知が来るようにします。※5.1)参照

 ・「スマートタグの設定」画面で「通知設定」をタップします。
 ・「手元から離れたときに通知する」をオンにしておきます。

 鍵の紛失に気が付いたときは、ホーム画面で、「ベル」アイコンをタップすると、直近に記録された位置情報が地図に表示されるので、運がよければ、その付近で見つけることができるでしょう。

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