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【ASUS】【ZenUI 4.0】バッテリー管理ツール『PowerMaster』の機能と使い方

2019/09/26

 Androidスマートフォンを利用していて、もっとも悩まされるのが、電池の消費です。最近は、Android OS自体に、省電力機能が備わり、さらに端末を提供するメーカーが独自の省電力機能をプラスして電池消費をできるだけ抑制しようといろいろと工夫がされています。



 「PowerMaster」は、ASUSが提供する「ZenUI」の中のバッテリー管理ツールアプリです。
 このアプリを屈指して、自分のスマートフォン利用スタイルに合ったバッテリー管理を目指してはいかがでしょうか。
 
※端末:ASUS ZenFone 4 (ZE554KL)
※アプリバージョン:3.3.0.21S24170905

1.「PowerMaster」を起動する方法

1)「モバイルマネージャー」のダッシュボード(起動画面)から「PowerMaster」をタップ

2)ホーム画面にショートカットを作成して、そのアイコンをタップ

【TIPS】ホーム画面にショートカットを作成する方法

①「モバイルマネージャー」のダッシュボードの3ドットボタンをタップします。
②そのメニューから「設定」をタップします。
③「設定」画面で、「PowerMasterのショートカットを作成する」をタップします。

2.「PowerMaster」のダッシュボード


現時点の
・電池残量
・適用されているバッテリモード
・あとどのくらい電池が持つかの時間
・スマートフォンの温度
が表示されています。


また、電池省力化等のためのパネル
・スキャン
・自動起動マネージャー
・バッテリーモード
・パワーセーフテクノロジー
・バッテリー節電オプション
・電池使用量
があります。




3.「スキャン」結果でできること

 「PowerMaster」のダッシュボードの「スキャン」をタップすると、電池消費を省力化する「推奨される最適化内容」が表示されるので、その提案がスマートフォンの利用スタイルとして妥当なものであればそれに従ってください。



(左の画面ですと)
・画面オフにするまでの端末を操作していない時間が長いのでもっと短くしなさいという提案です。

・バックグランドで動いているアプリを終了しなさいという提案です。

・位置情報をオフにしなさいという提案です。

・WiFiのスキャニングをオフにしなさいという提案です。

【補足】バックグランドで動いているアプリの終了

4.「自動起動マネージャー」でできること



 特定のアプリ(使用頻度が少ないとか)について、バックグランドで自動起動する(勝手に動いている)ことを拒否(却下)することができます。




5.「バッテリーモード」でできること

 「PowerMaster」のダッシュボードの「バッテリーモード」をタップすると、「バッテリーモード」と「スマート切り替え」の画面になります。



1)バッテリーモード
 バッテリーモードには、「パフォーマンス」「スマート」「省電力」「スーパー節約」「カスタマイズ」があり、それぞれの記載されている説明を参考に状況に合わせて最適と思われるモードにっ選択してください。
 「カスタマイズ」は、明るさとネットワークを個別に選択できます。

2)スマート切り替え
 電池の残量および1日の時間帯によって、バッテリーモードの切り替えの設定ができます。

【補足】電池の残量によるバッテリーモードの設定



 電池の残量がある基準(10%・15%・20%・25%・30%)に達したときに、バッテリーモードを切り替えることができるようになっています。
 切り替えることができるバッテリーモード「省電力」「スーパー節約」「カスタマイズ」です。

【補足】時間帯によるバッテリーモードの設定



 1日の時間帯によって、バッテリーモードの切り替えができます。
 開始時刻と終了時刻を決めて、バッテリーモードを設定します。

【補足】バッテリーモード「カスタマイズ」の設定
 画面の明るさ(2種類)とネットワークの接続方法(3種類)の組み合わせで設定できます。

6.「パワーセーフテクノロジー」について


※よくわからない画面なのですが、画面に表示された内容で、スマートフォンを保護し、安全性を確保しています。ということらしいです。たとえば、充電中にスマートフォンの温度が上昇してある限度を超えると充電を中止するようになっているようです。

7.「バッテリー節電オプション」でできること



 クイック設定パネルから省電力に役立つ「WiFi」「モバイルデータ」「位置情報」「自動輝度」「画面タイムアウト」「Bluetooth」「機内モード」のON/OFFができます。
 しかし、「画面タイムアウト」以外は、本来のクイック設定で可能なのでそれほど役に立つパネルではないです。

8.「電池使用量」でできること


 電池の残量をグラフ化して表示してくれます。また、フル充電から何がどのくらいの電池を消費しているか可視化されています。

 たとえば、左の画面ですが、フル充電から15%電池を消費していますが、そのうち一番使っているのが「画面」で7%、次が「デバイスアイドル中」で2%となっています。

 電池消費の傾向が把握でき、何か対策を講じる必要があるかの判断材料になります。

・3ドットメニュー

【TIPS】「電池の最適化」とは

 「電池の使用を最適化」するとは、Android 6.0以降に導入されたシステム全体に対する省電力機能「Dozeモード」とアプリ単体に対する省電力機能「アプリスタンバイ」を適用するということです。

詳しくはこちらを参照してください。
『http://news.mynavi.jp/column/androidnow/105/』

当記事はここまです。完読ありがとうございます。以降、関連記事一覧等になります。

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