エントリーモデル【Galaxy A23 5G】で利用できない機能・利用できる機能ー上位モデルとの比較

2024-03-29

  【Galaxy A23 5G】は、ドコモ(SC-56C)、au(SCG18)、RakutenMobile、UQmobile(SCG18)、J:COM(SCG18)の各キャリア等から2022年10月27日に販売開始されたGalaxyシリーズのエントリーモデルになります。
 パッケージには、端末本体とSIMピン、取扱説明書が同梱されているだけです。
 Galaxyシリーズには、エントリーモデルからハイエンドモデルまで、たくさんの端末が存在していますが、発売から2年弱経っても【Samsung】モデルの中でもかなりの人気を依然として誇っています。
 メイン機種がトラブったときの代替機種としても活用できるので【Samsung】ファンの方にもおすすめです。

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 では、エントリーモデルである【Galaxy A23 5G】と他のGalaxyの上位モデルとでは、何が違ってくるのでしょうか。
 販売価格を抑えている分「CPU」「カメラ」等のハード的な性能は、上位モデルに比べて劣るのは当然ですが、それらに依存するものを含めて利用できない機能は多々あります。
 では、どんな機能が利用できて、どんな機能が利用できないのしょうか、具体的に見てみましょう。

レビューモデル

・【Galaxy A23 5G SCG18】(【One UI 6.1】【Android 14】)
※ビルド番号:「UP1A.231005.007.SCG18KDU1CXD1」

1.利用できない機能

1)Samsung Dex

「Samsung DeX」とは

 テレビ等やPCにワイヤレスまたはUSB-HDMI 変換ケーブル等でGalaxyデバイスを接続して、大画面でPCのデスクトップ環境のように操作できる機能です。

対応機種

Galaxy S シリーズ
Galaxy S10、S10+
Galaxy S20 5G、S20+ 5G、S20 Ultra 5G
Galaxy S21 5G、S21+ 5G、S21 Ultra 5G
Galaxy S22、S22 Ultra
Galaxy S23、S23 Ultra、S23 FE
Galaxy S24、S24 Ultra

Galaxy Note シリーズ
Galaxy Note10+
Galaxy Note20 Ultra 5G

Galaxy その他 シリーズ
Galaxy Fold、Z Fold2 5G、Z Fold3 5G、Z Fold4、Z Fold5

2)Always On Display

「Always On Display」とは

 端末がスリープ状態のときでも、画面に時計・日付・電池残量・通知アイコンを表示してくれる機能です。

対応機種

Galaxy S シリーズ
Galaxy S10、S10+
Galaxy S20 5G、S20+ 5G、S20 Ultra 5G
Galaxy S21 5G、S21+ 5G、S21 Ultra 5G
Galaxy S22、S22 Ultra
Galaxy S23、S23 Ultra、S23 FE
Galaxy S24、S24 Ultra

Galaxy Note シリーズ
Galaxy Note10+
Galaxy Note20 Ultra 5G

Galaxy A シリーズ
Galaxy A30
Galaxy A41
Galaxy A51 5G、A52 5G、A53 5G、A54 5G

Galaxy その他 シリーズ
Galaxy Z Flip、Z Flip 5G、Z Flip3 5G、Z Flip4、Z Flip5
Galaxy Fold、Z Fold2 5G、Z Fold3 5G、Z Fold4、Z Fold5

3)ルーチン(旧:Bixby Routines)【Android 13】より利用可能

4)Sペン

「Sペン」とは

 端末に付属しているペンで、指を使ってできる基本的な画面タッチの操作(タップ・ダブルタップ・長押し(ロングタップ)・ドラッグ・スワイプ・フリック)や文字入力・描画を実行することができます。

対応機種

Galaxy Sシリーズの「Ultra」(旧・Noteシリーズ)
Galaxy Z Foldシリーズ
Galaxyのタブレット

5)画面録画

対応機種

Galaxy S シリーズ
Galaxy S9、Galaxy S9+
Galaxy S10、Galaxy S10+
Galaxy S20 5G、Galaxy S20+ 5G、Galaxy S20 Ultra 5G
Galaxy S21 5G、Galaxy S21+ 5G、Galaxy S21 Ultra 5G
Galaxy S22、Galaxy S22 Ultra
Galaxy S23、Galaxy S23 Ultra、Galaxy S23 FE
Galaxy S24、Galaxy S24 Ultra

Galaxy Note シリーズ
Galaxy Note10+
Galaxy Note20 Ultra 5G

Galaxy A シリーズ
Galaxy A7
Galaxy A32 5G
Galaxy A51 5G、Galaxy A52 5G
Galaxy A53 5G、Galaxy A54 5G

Galaxy その他 シリーズ
Galaxy Z Flip、Galaxy Z Flip 5G
Galaxy Z Flip3 5G、Galaxy Z Flip4
Galaxy Z Flip5
Galaxy Fold、Galaxy Z Fold2 5G
Galaxy Z Fold3 5G、Galaxy Z Fold4
Galaxy Z Fold5
Galaxy M23 5G

6)「フレッシュレート」の切り替え

「リフレッシュレート」とは

 ディスプレイが1秒間に、画面を書き換える(更新する)回数(60Hzであれば60回)

「リフレッシュレート」120Hz 対象機種

S20 以降の S シリーズ
Note20 Ultra 5G
A52 5G、A53 5G、A54 5G
M23 5G
Z Flip3 5G 以降の Flip シリーズ
Z Fold2 5G 以降の Fold シリーズ

7)ワイヤレス充電

8)AI機能

 【One UI 6.1】にアップデートされましたが、AI機能は利用できません。

対応機種

Galaxy S シリーズ
Galaxy S9、Galaxy S9+
Galaxy S10、Galaxy S10+
Galaxy S20 5G、Galaxy S20+ 5G、Galaxy S20 Ultra 5G
Galaxy S21 5G、Galaxy S21+ 5G、Galaxy S21 Ultra 5G
Galaxy S22、Galaxy S22 Ultra
Galaxy S23、Galaxy S23 Ultra、Galaxy S23 FE
Galaxy S24、Galaxy S24 Ultra

Galaxy A シリーズ
Galaxy A53 5G

Galaxy その他 シリーズ
Galaxy Z Flip3 5G、Galaxy Z Flip4
Galaxy Z Flip5
Galaxy Z Fold3 5G、Galaxy Z Fold4
Galaxy Z Fold5

2.一部の機能が利用できない機能

1)【モーションとジェスチャー】

 利用できない機能⇒オフ(スリープ)状態の画面からダブルタップでロック画面を表示する「ダブルタップして画面をON」機能

ダブルタップして画面をON」対応機種

Galaxy S シリーズ
Galaxy S10、Galaxy S10+
Galaxy S20 5G、Galaxy S20+ 5G、Galaxy S20 Ultra 5G
Galaxy S21 5G、Galaxy S21+ 5G、Galaxy S21 Ultra 5G
Galaxy S22、Galaxy S22 Ultra
Galaxy S23、Galaxy S23 Ultra、Galaxy S23 FE
Galaxy S24、Galaxy S24 Ultra

Galaxy Note シリーズ
Galaxy Note10+
Galaxy Note20 Ultra 5G

Galaxy A シリーズ
Galaxy A30、Galaxy A32 5G
Galaxy A41
Galaxy A51 5G、Galaxy A52 5G
Galaxy A53 5G、Galaxy A54 5G

Galaxy その他 シリーズ
Galaxy Z Flip、Galaxy Z Flip 5G
Galaxy Z Flip3 5G、Galaxy Z Flip4
Galaxy Z Flip5
Galaxy Fold、Galaxy Z Fold2 5G
Galaxy Z Fold3 5G、Galaxy Z Fold4
Galaxy Z Fold5
Galaxy M23 5G

2)【エッジパネル】

 利用できない機能⇒「ツール」パネルの「コンパス」機能 ※「磁気センサー」が搭載されていない。

3)【画面キャプチャー】(スクリーンショット)

 利用できない機能
・画面上を手の側面で端から端までなぞる「スワイプキャプチャ」機能
・スクリーンショット画像をタグ付けする機能

4)スリープ状態(画面OFF)での通知検知機能

 利用できない機能⇒通知を受信したときに、画面の周辺等をエフェクトする「画面がOFFのときもお知らせ」機能

3.カメラ関連アプリ

【Galaxy A23 5G】には無い機能になります。

1)「カメラ」アプリ Ver.14.0.00.98

(カメラモード)
・シングルテイク:ワンショットで、AI 処理により複数の写真や動画を同時に撮影する機能です。
・マクロ:被写体を至近距離で撮影できます。
・スーパースローモーション:一瞬の一瞬をゆっくりと記録し、後で鑑賞できる機能です。 ビデオが記録された後、バックグラウンドミュージックが自動的に追加されます。
・スローモーション

(カメラアプリの設定)
・撮影ガイド:被写体の位置と角度を認識して、写真に最適な構図を提案します。

2)「ARゾーン」アプリ Ver.1.9.00.6

・AR絵文字カメラ
・クイック測定

4.結論

 価格相応のスペックと言えばその通りなのでしょうが、自動実行ツール「モードとルーチン」が利用できるようになったし、Samaung公式提供のカスタマイズツール「Good Lock」も使えます。画面ミラーリングもできます。
 ちょっと非力ではありますが、まだ2万円ぐらいで購入できる機種なので、スマホデビューや上位機種をお持ちの方には何かあったときのつなぎ機種として、まだまだお役に立てるような気がします。

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当記事はここまです。完読ありがとうございます。以降、関連記事一覧等になります。

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