【Androidアプリ】 ホームアプリ『Smart Launcher』の機能とその使い方(第2回)-ホーム画面編-
2019/10/08
スマートランチャーのホーム画面は、1スクリーンしか用意されていないシンプルなものです。それは、利用者が工夫(カスタマイズ)次第で、使い勝手をよくしてくださいというメッセージだと理解しています。
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ホーム画面には、最もよく使うアプリをクイックスタートに配置して、最もよく使うウィジェット(「時計」「日付」でなければ置換)を配置すればいいという考え方ではないかと思っています。
※他のアプリは、ドロワー画面にカテゴリー分けして配置し、必要なときにそこから起動すればOK。
※ウィジェットは、画面に常時表示しておく必要はなく、必要に応じてポップアップ表示すればOK。または、別画面(ウィジェット専用)に配置すればOK。ただし、無料版には、これらの機能は残念ながら実装されていないが、別途同じような機能を持つアプリを使って実現することは可能。(詳細は、第5回を参照してください。)
また、ジェスチャー機能を使えばさらにカスタマイズが、加速されることは間違いないです。(詳細は、第6回を参照してください。)
3.ホーム画面のカスタマイズ
1)ホーム画面のデフォルト構成
①検索バー
・「連絡先」と「アプリ」と「Web」検索ができます。
②時計&日付
・時計と日付を表示するウィジェットです。
③クイックスタート
・アプリ、ショートカット、フォルダ等のアイコンを配置して、そこから、アプリ・ショートカット・ウィジェット等を起動することができます。
④ボトムボタン
・左側のボタンをタップすると「ドロワー画面」に移動します。
★有料版の場合には、右側にもボタンがあり、それをタップすると「ウィジェット画面」に移動します。
※後述しますが、ホーム画面からすべてのアイテムを表示しないこともできます。
2)検索バーのカスタマイズ
「検索バー」では、以下の検索ができます。
・Web
・アプリ (検索後、そのアプリを起動できます。)
・連絡先 (検索後、「電話」「メッセージ」がダイレクトにできます。)※設定で不可にもできます。
・「検索バー」の設定画面
①検索バーが不要な場合は非表示にできます。
②検索バーのスキンと枠の背景色が設定できます。
③検索バーに表示するテキストが編集できます。★有料版
※デフォルトは「連絡先とアプリを検索」です。(このままで特に問題はないと思います。)
④検索エンジンが変更できます。★有料版
※デフォルトは「Google」です。(無料版でも特に問題はないと思います。)
⑤「セーフサーチフィルター」をチェックすると安全な検索(不適切なWEBをブロック)ができます。
⑥「Search in contacts」をチェックすると連絡先が検索対象になります。
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・①検索バーの表示/非表示の設定
Web検索からスマートフォンを利用する頻度がかなり増えているので、「検索バー」がホーム画面上にあるのは、非常に便利ですが、画面が狭くて、検索バーを常時表示するスペースがもったいないという方もいらっしゃると思います。
「検索バー」は、画面上非表示にすることも可能(①でOffにする)で、「ジェスチャー」機能を利用すれば、必要に応じて画面に表示することができます。(後述)
※必要に応じて、検索バーを表示するときも設定はここで行います。(一旦、①でOnにして設定後Offにする)
・②スキンの選択と背景色の設定
・連絡先を検索したところ(「電話」「メッセージ」がここからダイレクトにできます)
★<参考>有料版で設定できる検索エンジン
3)時計ウィジェットのカスタマイズ
時計ウィジェットの設定は、ウィジェット部分を長押しして表示されるメニューと『ランチャーの設定』の「ホーム画面」の設定画面からできるようになっています。(設定できる内容に重複部分あり。)
3)-1 ウィジェット部分を長押しして表示されるメニューによるカスタマイズ
・ウィジェット部分を長押しして表示されるメニュー
①時計のスキンと色が設定できます。
②ウィジェット部分の位置を決められます。
③他のウィジェットに変更することができます。
④時計ウィジェットを非表示にできます。
上記の設定内容からわかるように、ウィジェット部分は、デフォルトは「時計(+日付)」ですが、非表示(削除)にしたり、他のウィジェットに変えることができます。要は、ここのスペースは、ウィジェットに割り当てられているということです。
・②時計ウィジェットの位置設定
※デフォルトは、左上です。
・時計ウィジェットから他のウィジェットに置き換えたあとで、ウィジェット部分を長押ししたときのメニュー
・リサイズをタップしたときの設定画面
・ウィジェットを非表示(削除)した後に、ウィジェットのスペース部分を長押ししたときのメニュー
SL独自の「時計ウィジェット」または、インストールしてあるアプリが提供するウィジェットを選択して、このスペースに配置することができます。
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3)-2 『ランチャーの設定』の「ホーム画面」の設定画面によるカスタマイズ
・「ホーム画面」の設定画面
①時計のスキンと色が設定できます。
②時刻の表示が変更できます。
③時計部分・日付部分をタップしたときに起動するアプリが設定できます。
・①時計のスキンと文字色の設定
※「日付」の文字色は変えられない(?)
・②時刻の表示
※「自動」は、本体の設定と同じになります。
・③タップ時の起動アプリ
※デフォルト設定は、「時計」アプリです。
※デフォルト設定は、「カレンダー」アプリです。
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4)クイックスタートのカスタマイズ
・「クイックスタート」の設定
クイックスタートのレイアウトとそのサイズおよび表示方法について設定できます。
※「グリッド」を選択した場合、列数が設定できるようになります。
・「クイックスタート レイアウト」をタップしたところ
スタイルは次の2つから選択できます。
①フラワー
②グリッド
③アーク★有料版
④HoneyComb★有料版
・①フラワー
・クイックスタートのサイズ:50%~150%
・バブル(アイコン部分)のサイズ:25%~150%
・②グリッド(5列)
・列数:2~8
<参考>★有料版のレイアウト
・③アーク(右側) ・④HoneyComb
・クイックスタートの表示方法の設定
※バブルの表示方法となっていますが、実際は、クイックスタート全体の表示方法の設定です。
④クイックスタートは、「表示しない」を選択して非表示することができます。
②③「起動時に隠す」と「最後の状態を記憶」は、画面下に丸いボタンが表示されて、それをタップすることで、表示/非表示のコントロールができます。
※「起動時に隠す」と「最後の状態を記憶」の違いは、ホーム画面に戻った時に
・「起動時に隠す」⇒非表示
・「最後の状態を記憶」⇒前の状態を引き継ぐ
となります。
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5)バブル(アイコン)のカスタマイズ
・「バブル」の設定
※「ダブルタップ無効」以下については後述します。(第3回を参照)
・「バブル:アイコンパック」
・無し:アプリ自身のアイコンになります。
※初期設定は「デフォルト」になっています。
・「バブル:スタイル」
バブルのスタイルは、左の形状から選択することになります。
また、バブルの枠の色を設定できます。
・スタイル「Squered」で赤枠にした場合
6)ボトムボタンのカスタマイズ
・①ボトムボタンも非表示にできます。(チェックをはずす)
・②ボトムボタンを非表示にした場合は、画面を右にスワイプすることで「ドロワー画面」に移動することができます。
以上のことから、ホーム画面に一切アイテムを置かないカスタマイズもできるので、画面をシンプルにした方にも向いています。
※アイテムを置かなくても後述する「ジェスシャー」機能を利用すれば、アプリ等の起動はできるので、安心してください。