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ホームアプリ【Microsoft Launcher】カスタマイズと使い方ー1.ホーム画面編

2019/09/27

 ホーム画面は、ここにいろいろなアイテム(アプリアイコン、ショートカットアイコン、ウィジェット、フォルダ)を配置して、よく利用するアプリを開いたり、天気予報や時刻などアプリからの情報を一目で確認したり、アプリをカテゴリ分けしてまとめたりすることができます。



※レビューVer:5.4.1(まだベータ版)
※レビュー端末:AQUOS sense plus(SH-M07) Android 8.0

Ⅰ.ホーム画面のレイアウトを決める

・初期設定のホーム画面

・ホーム画面の設定画面

1.横列または縦行に配置するアイコンの数

 ホーム画面の横列および縦行に、アイコンをいくつ置くかを決めます。
 初期設定では、5×6 になっています。
 利用するスマートフォンやタブレットの画面の大きさやウィジェットの配置にも関連するので、プレビューでいろいろ試してみてください。

 「ホーム画面」の設定画面で、「アプリのアイコンとレイアウトをカスタマイズする」をタップして、横列および縦行の数値(4~12)を変更します。




2.デフォルトの検索バー

 検索バーについてのカスタマイズや使い方の詳細については、別稿を予定していますが、ここでは、配置場所とレイアウトのカスタマイズについて紹介しておきます。

 設定画面で「検索」をタップして表示される「検索」画面の「検索バー」をタップします。
 「検索バー」の配置場所として、〔上部/下部(デフォルト)/表示しない〕から選択できます。

 「検索バー」は、「ドック」にも配置できますし、「フィード」画面にもあるので、ホーム画面を広く使いたい場合は、非表示で問題ないと思います。

 ホーム画面に置く場合は、そのスタイルの変更ができます。
 「個人用設定」画面の「検索バー」をタップして、バーのスタイルを選択します。

3.ステータスバー

 ステータスバーを非表示にしたいときは、「ホーム画面」の設定画面で、「ステータスバーの保持」を無効にします。

4.ページ切り換えの方向

 ホーム画面が複数ページになったときに、ほとんどのランチャーは左右(横方向)にスワイプしてページを切り換えますが、Microsoft Launcherには、上下(縦方向)にスワイプして、ページの切り換えができるオプションがあります。
 「ホーム画面」の設定画面で、「垂直スクロール」を有効にします。
 片手で操作することが多い方には、便利かなと思います。

5.ドックの非表示

 ドック部分を非表示にして、ホーム画面を拡げることができますが、ドック機能そのものが利用できなくなってしまうので、推奨できません。
 ドックのカスタマイスと使い方の詳細については、こちらを参照してください。




Ⅱ.アイテムの配置

 ホーム画面に配置できるアイテムは、冒頭でも記載した通り、アプリアイコン、ショートカットアイコン、ウィジェット、フォルダの4種類です。

1.アプリアイコンの追加/削除方法

1)追加

 インストールしたアプリは、「アプリドロワー」にアプリアイコンが表示されます。
 そのアプリをホーム画面に配置したときは、そのアプリアイコンを長押しして表示される「ホームに追加」をタップします。※
 ホーム画面上の空いているスペースにアプリアイコンが配置されます。

 または、アプリアイコンを長押ししたまま少しドラッグすると、ホーム画面が表示されるので、そのままドラッグして、好みの場所でリリースします。

※長押ししたときのメニューに「ホームに追加」が存在しないときは、3ドットメニューボタンをタップしてください。(削除のときも同じ)

2)削除

 削除したいアプリアイコンを長押しして、表示される「削除」をタップします。

 または、アプリアイコンを長押ししたままにすると、ホーム画面の上部に「×」が表示されるので、そこまでドラッグしてリリースします。

この削除方法は、他のアイテムにおいても有効です。



2.ショートカットアイコンの作り方

 ショートカットアイコンをホーム画面に配置する方法は、2通りあります。

1)アプリのショートカットメニューから

 ホーム画面(またはアプリドロワー)上のアイコンを長押しして表示されるショートカットメニュー(アイコン)を長押しして、ホーム画面上にドラッグしてリリースします。

※すべてのアプリにショートカットメニューがあるわけではありません。
そのアプリの機能になるので、すべてのアプリについて確認して、よく利用するショートカットがあれば、ホーム画面上に配置しておくのがいいでしょう。

2)ウィジェットから

 サイズ1×1のウィジェットは、かつてはショートカットと言われていました。
 初期のホーム画面での「壁紙」「Launcherの設定」アイコンがそれに該当します。
 ウィジェット一覧を表示して、ショートカットアイコンを長押しして、ホーム画面に配置します。
・作成例:設定のショートカット(通知ログ)

※「通知ログ」の画面を表示するには、この方法しかありません。

3.フォルダ

1)フォルダの作り方

 フォルダの作り方は簡単で、最初は、フォルダにまとめたいアプリアイコンを他のアプリアイコン上までドラッグしてリリースします。
 これで、アプリが2つのフォルダができます。
 あとは、まとめたい他のアプリアイコンをどんどんこのフォルダまでドラッグしてリリースしていきます。

 フォルダができたら、名前(ラベル)を付けておきます。

※ショートカットアイコンもフォルダの作成ができます。

2)フォルダのレイアウト

 フォルダの形状と背景色の設定ができます。
 「個人用設定」画面で、「アプリフォルダー」をタップすると、「アプリフォルダー」画面になるので、フォルダの形状(四角と丸)と背景色(黒と灰色)を4パターンから選択します。

3)フォルダの展開表示方法

 フォルダをタップして展開したときに全画面で表示するかどうかの設定ができます。

4.ウィジェットの配置

 ウィジェットは、それをホーム画面に配置することで、そのアプリを開かなくても、ホーム画面を見るだけでそのアプリからの情報を一目で確認できる便利な機能です。
 すべてのアプリにウィジェット機能があるわけではないので、ウィジェット一覧で、どのようなものがあるか確認して、有用と思われるものは、ホーム画面に配置しておくといいでしょう。
 配置の仕方は簡単で、ウィジェット一覧からホーム画面に配置したいウィジェット部分を長押して、ホーム画面の空いている場所までドラッグしてリリースします。必要に応じて、サイズの変更をします。

・配置例:





Ⅲ.アイテムのカスタマイズ

 アイテム(アプリアイコン、ショートカットアイコン、ウィジェット、フォルダ)をホーム画面上に配置したので、次は、そのアイテムそのものをカスタマイズしていきます。

1.アイコンの大きさ

 アイコンの大きさが変更できます。
 アイコンのサイズは、横列と縦行の数値によって、その既定の大きさが決まっているようで、そこから大きい(または小さい)方に2段階の変更ができます。
 「アプリのアイコンとレイアウトをカスタマイズする」の設定画面で、プレビューを見ながら、アイコンサイズのスライダー上をタップして、OKならば「保存」をタップします。

2.ラベルの編集

 アイテムの名称(ラベル)の編集ができます。
 まず、「ホーム画面」の設定画面で、「アプリ/フォルダ名を非表示にする」を有効にすると、すべてのアイテムの名称が非表示になります。
 
 名称を表示する場合、アプリごとにその名称を編集できます。
 そのアプリアイコンを長押しして、表示される「ペン」マークをタップすると、「アイコンの編集」画面になるので、名称部分をタップして新しい名前を入力します。

3.アイコンの変更

 アイコンの変更は、アイコンパックを「Playストア」からインストールする必要があります。
 「アプリのアイコンとレイアウトをカスタマイズする」の設定画面で、「アイコンパック」の「▼」をタップして、さらに「新しいアイコンテーマのダウンロード」をタップすると、Playストアにあるアイコンパックが表示されるので、いいなと思ったものを選択してインストールしてください。
 インストールしたら、もう一度「▼」をタップして、いまインストールしたアイコンパックをタップして、プレビュー画面で確認してOKならば「保存」をタップします。

 アプリごとにもアイコンの変更ができます。
 ラベル編集のときと同じように、「アイコンの編集」画面を表示して、「新しいアイコンの選択」にあるアイコンをタップするかまたは「アイコンテーマを開く」にあるアイコンパック部分をタップして表示される「アイコン」から選択します。




Ⅳ.通知バッチ

 通知バッチは、ホーム画面上(あるいはアプリドロワー)のアイコンにそのアプリからの通知があるかどうかを表示してくれる機能です。
 この機能は、Android 8.0 Oreo から導入されましたが、それ以前から各メーカーのプリインランチャーには、通知の件数まで表示してくれるものもありました。
 「Microsoft Launcher」は、サードパーティのランチャーアプリですが、アイコンに件数を表示してくれる機能を備えています。

 「個人用設定」画面の「通知バッチ」をタップして、「通知バッッチ」画面を開きます。
 バッチのスタイルに「カウント」(件数)と「ドット」(ただの印)とあるので、どちらかを選択します。
 さらに、通知して欲しいアプリを選択します。 

 バッチのスタイルに「カウント」を選択したときに、通知バッチの対象に「電話」「メッセージ」系アプリを選択すると、「Microsoft Launcher」をアシストアプリに設定するように促されます。

※この設定をすると、「Googleアシスタント」が利用できなくなります。

 通知バッチが表示されているアイコンをタップしたときに、そのバッチをクリアするときは、「アプリを開いて、通知バッチをリセットする」を有効にします。
 有効にすると、たとえば、「Playストア」でアプリの更新があるのを確認してもインストールしなかったときでも、通知バッチが消えてしまいます。

当記事はここまです。完読ありがとうございます。以降、関連記事一覧等になります。

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