【初めてのASUS Zenfone 3】指紋認証とロック画面のカスタマイズおよび「Smart Lock」について
2019/10/08
今回の「Zenfone 3」には、「Zenfone 2」になかった「指紋センサー」が、端末の背面に存在しています。
これにより、指紋認証によるロック解除ができるようになり、登録した指紋で、指紋センサーを軽くタッチするだけで、非常にスムーズに(ロック画面を経由しないで)スリープ状態から復帰することができるようになりました。
これは、かなり便利な機能で、また、セキュリティ面でもかなり向上した感じです。
Ⅰ.指紋の管理
1.指紋登録のやり方
①端末の【設定】画面(歯車アイコンをタップ)から「指紋」をタップします。
②「指紋を管理する」をタップします。
③「PIN」(または「パスワード」または「パターン」)入力を求められるので入力します。
※セットアップのときに設定したもの
④画面に従って、指紋を登録していきます。
⑤名前を付けておきます。
・「指紋1」をタップして、わかりやすい名前に変更しておきます。
※指紋登録は、最大5つまで可能です。
2.登録した指紋でできること
①スリープ解除
登録した指紋で、指紋センサーをタップすると、端末のスリープを解除することができます。(ロック画面をスキップします。)
②着信応答
※スリープ状態のときのみ動作します。
③スナップコールとは、通話ログに記録を残さないにようにして電話を掛けること。
3.指紋センサーの活用について(指紋登録は不要)
指紋センサーそのものをタップすることで、いくつかの機能が動作します。
①着信時、指紋センターの長押し⇒着信応答
②端末起動中に、指紋センターをダブルタップ⇒カメラ起動
③カメラ起動中に、指紋センサーをタップ⇒写真撮影
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Ⅱ.ロック画面のカスタマイズ
・ロック画面の設定画面
端末の【設定】画面(歯車アイコンをタップ)から「ロックスクリーン」をタップします。
①ロック画面を利用するかどうかと利用する場合にロック解除方法を設定します。
ア)「なし」:ロック画面を利用しません。
イ)「スワイプ」:ロック画面は利用しますが、解除は誰にでもできてしまいます。
※上記ア)イ)を設定した場合、「デバイス保護」にはなっていません。よって「指紋」を登録したとしてもそれ自体削除されてしまうので注意してください。
ウ)「パターン」:ロック画面を利用し、パターンでロック解除します。
エ)「PIN」:ロック画面を利用し、4ケタ以上の数字でロック解除します。
オ)「パスワード」:ロック画面を利用し、4文字以上の英数字でロック解除します。
以降、ロック画面を利用する場合の設定になります。
②画面スリープ後に自動的にロックを掛けるまでの(スリープ復帰時にロック画面を表示しない)時間を設定します。
③を「ON」すると「電源ボタン」OFFで、②の設定(「すぐ」以外)にかかわらず即ロック(スリープ復帰時にロック画面表示)が掛かります。
④ロック画面のスライドページ(下の左側の画面)をスキップするかどうか設定します。
⑤ロック画面の解除ページに「ステータスバー」を表示するか設定します。
⑥⑦⑧⑨⑩は、ロック画面のスライドページにおける設定になります。
⑥「テーマ」の変更:「テーマ」のダウンロード画面に遷移します。
⑦「壁紙」の変更:「壁紙」のダウンロードが画面に遷移します。
⑧「天気」を表示するかどうかの設定です。
⑨「時計」を表示するかどうかの設定です。
⑩「クイック起動」を表示するどうか、表示する場合は、起動するアプリを選択できます。
・「クイック起動」とは、ロック画面からでも起動できるアプリを3つ選択することができます。(「OFF」にすることもできます。)
・デフォルトでは「電話」「メッセージ」「ブラウザ」の3アプリですが、アイコンをタップすることで他のアプリに変更できます。
※アプリを起動するには、アイコンをドラッグするとロック解除画面になるので、PIN等を入力します。
⑪音量ボタンに「カメラ」起動を設定できます。
⑫ロック画面にメッセージを表示できます。
【Tips】ロック画面に「通知」を表示しない方法
デフォルトでは、ロック画面に「通知」を表示するようになっているので、非表示にしたい場合は
①端末の【設定】画面で「音と通知」をタップします。
②【音と通知】設定画面で、「デバイスがロックされているとき」をタップします。
③ホップアップメニューから「通知をすべて表示しない」をタップします。
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Ⅲ.「Smart Lock」について
「Smart Lock」とは、特定の状況になると自動的にロックを解除できるAndroid 5.0から搭載されている機能です。
・端末の【設定】画面(歯車アイコンをタップ)から「セキュリティ」をタップして、【セキュリティ】設定画面で、「Smart Lock」をタップすると左の画面になります。
1.持ち運び検知機能
端末を持ち運んでいる(歩いている)ときは、ロックを解除したままにする機能です。
※誰が持ち歩いてもロックが解除されてしまうので、セキュリティ上は、信頼度がかなり低いです。
2.信頼できる場所
自宅などの場所(位置情報)を指定して、その半径80m以内に端末があれば、ロックが解除されたままになる機能です。
3.信頼できる端末
信頼できるBluetooth端末に接続しているときに、ロックを解除したままにする機能です。
※信頼できるBluetooth端末(例):「Bluetooth 時計」「フィットネス トラッカー」「車載スピーカー システム」
4.信頼できる音声
「OK Google」と発声してそれが信頼できる音声と認識された場合に、ロックを手動で解除できる機能です。