【Android 12】へのアップデートにより、プライバシーに関する機能が、大幅に強化されています。
・プライバシーダッシュボード
・マイクやカメラへのアクセスを知らせるインジケータ
・マイクやカメラを無効にできるクイックコントロール
・おおよその位置情報の許可
【Android 12】をベースにした【OneUI 4.0】にも、これらと同等の機能は追加されていて、プライバシーの保護に貢献しています。
※レビュー機種:Galaxy Note20 Ultra 5G(SC-53A)[OneUI 4.0](Android 12)
【Android 13】にアップデートした場合の変化
【ブライバシー】の設定画面を表示するまでの手順が、【設定】⇒【セキュリティおよびプライバシー】⇒【プライバシー】に変化しています。
※ビルド番号:「TP1A.220624.014.SC53AOMU1DVL5」
1.権限の使用状況(「プライバシーダッシュボード」に相当)
【設定】⇒【プライバシー】⇒【全ての権限】⇒【権限の使用状況】画面で、「カメラ」「マイク」「位置情報」等の権限に、どのアプリが過去24時間(または7日間)にアクセスしたかのリストと、そのリスト中の権限(名)をタップすると、そのアクセス状況をタイムラインで確認することができます。
気になるアプリからのアクセスがあれば、ここからそのアプリに対する権限を無効(許可しない)等に変更することができます。
また、アプリごとに、どの権限をアクセスしたかも確認できます。
特に、「カメラ」「マイク」「位置情報」の権限については、【プライバシー】画面の先頭で、アクセスしたアプリの件数をビジュアルで確認できるようになっています。
2.「カメラ」「マイク」にアクセス中を知らせる緑の点
あるアプリが、「カメラ」や「マイク」にアクセスしているとき、画面の右上隅に、最初はアイコンが表示され、直ぐに小さな緑の点に変わります。
緑の点に気が付いたら、クイックパネルを開いて、右上隅にあるアイコンをタップすると、どのアプリがアクセスしているかが確認できます。
不要と思われるものは、ここから権限を無効にできます。
3.「カメラ」「マイク」へのアクセスを素早くブロックする
想定外のアプリから「カメラ」や「マイク」へのアクセスがあった場合、クイックパネルを開いて、「カメラへのアクセス」や「マイクへのアクセス」ボタンをタップすることで、素早く一時的にブロックすることができます。
※すべてのアプリに対してブロックしてしまうので注意してください。
「クイックパネル」の詳細についてはこちらをご覧ください。
4.おおよその位置情報の許可
【位置情報の権限】で、「正確な位置情報を使用」の有効/無効で、「正確な位置情報」か「おおよその位置情報」のどちらかの許可ができます。