【OPPO】【ColorOS 16】ホーム画面(Flux Home Screen)のカスタマイズと使い方

 ホーム画面からは、アプリを起動したり、ウィジェットで情報を確認にしたり、たぶんスマホの中で一番開く回数の多い画面だと思います。

 効率的に利用できるように、アプリやウィジェットを追加し、より利便性を高めるためにフォルダ作成やショートカットを追加して、プライバシー強化のために、アイコンの非表示やロックを掛けることもできます。

 【ColorOS 16】にアップグレードすることで、【ColorOS 15】のホーム画面が、「Flux Home Screen(Fluxホーム画面)」に進化し、従来のグリッドベースの制限から解放された自由度の高いデザインが可能になります。

レビュー機種&アプリバージョン

・【OPPO Reno 13 A】(CPH2699)・OSバージョン:16.0.1.310(EX01)【Android 16】
・「システムランチャー」バージョン:16.3.23_6437211_251124

目次

1.ホーム画面の構成

1)ホーム画面構成の選択肢

  アプリの管理方法であるホーム画面モードとして、「システムランチャー」は、「標準」「ドロワー」を用意しています。

「標準」または「ドロワー」

「標準」:すべてのアプリを「ホーム画面」で管理するスタイルです。
「ドロワー」:すべてのアプリをホーム画面ではなく、別の「ドロワー画面」で管理して、「ホーム画面」には、必要なアイテムだけを配置するスタイルです。(※こちらが初期状態の設定です。)

・ドロワーを選択した場合(右が「ドロワー画面」)

※ドロワー画面は、ホーム画面を上にスワイプすると、表示できます。

2)ホーム画面構成を変更する

 このホーム画面構成を変更するには、ホーム画面上を長押しして、「ホーム画面設定」>【ホーム画面】をタップします。
 詳しくは、こちらをご覧ください。

このブログの構成

これ以降の記述は、ホーム画面構成に「ドロワー」を適用した場合となります。

2.ホーム画面におけるアイテムの追加/削除/並べ替え

1)アプリアイコンを追加する 

ドラッグ&ドロップ方式

 ホーム画面にアプリアイコンを追加するには、
・アプリを追加したいホーム画面ページを開いて、画面を上にスワイプして「ドロワー画面」を開きます。
・ホーム画面に追加したいアプリアイコンを長押しして、少しドラッグします。

・ホーム画面が表示されるので、希望の場所までドラッグしてドロップします。
【ホーム画面設定】>「アイコンの自動整列」を有効にしている場合は、そのページの空きスペース(通常は最後)に追加されます。

アプリ選択方式(複数アプリ同時処理に便利)

・アプリを追加したいホーム画面ページを開いて、画面を上にスワイプして「ドロワー画面」を開きます。
・画面右上の「3ドットボタン」をタップします。
・「選択」をタップします。
・ホーム画面に追加したいアプリを(複数)選択します。
・「ホーム画面に追加」をタップします。

知っとこ

 【ホーム画面設定】>【ホーム画面】>「新規アプリをホーム画面に追加」を有効にしていると、アプリをダウンロードしたときに、ホーム画面にもそのアプリアイコンが同時に追加されます。

※「Flux Home Screen」によるアプリアイコンのサイズ変更は「5.1)」を参照してください。

2)アプリショートカットアイコンを作成する

・アプリアイコンを長押しすると、(アプリによって)ショートカットリストが表示されます。
・そのリストの中のアイコンを長押しして、ドラッグ&ドロップすると、ホーム画面上にそのショートカットアイコンを追加することができます。

※すべてのアプリショートカットは、【設定】>【ユーザー補助と利便性】>【クイック起動】から確認できます。

アプリアイコンを長押ししたときのオプションメニューからできること

 ショートカットのほかに、次のことができます。
・アプリ情報:そのアプリのアプリ情報を開きます。
・共有:いろいろなところに送信できます。
・編集:アイコンとアプリ名を変更できます。
・削除:⇒ 5)参照
・アプリロック:⇒ 8.参照 ※アプリを隠すこともできます。★新機能
・アンインストール:⇒ 6)参照

3)ウィジェットを追加する

・ホーム画面上を長押しして、画面下の「ウィジェット」をタップすると、ウィジェットピッカーが表示されます。

・ホーム画面上に追加したいウィジェット(ここでは「Digital Wellbeing」)を探して、「追加」をタップすると、ホーム画面に追加できます。

※「Flux Home Screen」によるウィジェットのサイズ変更は「5.2)」を参照してください。

4)フォルダを作成する

 いくつかのアプリアイコン(含むショートカットアイコン)をグループにまとめて、基本サイズ「1×1」のフォルダとしてホーム画面に追加できるので、ホーム画面のスペースが節約できて、目的のアプリをすぐに見つけることにも役立ちます。

 ホーム画面でのフォルダの作成方法として、「ドラッグ&ドロップ方式」と「アイコン選択方式」の2通りがあります。

ドラッグ&ドロップする方式

・ホーム画面(あるいは【編集モード】)で、グループ化したいアイコンを長押しして、もうひとつのアイコンの上まで、ドラッグ&ドロップすることで、アイコン2つのフォルダが作成できます。

・そのあとはグループ化したいアイコンをそのフォルダ内までドラッグ&ドロップしていきます。

アイコンを選択する方式

・ホーム画面上を長押し(あるいはピンチイン)で【編集モード】にします。
・フォルダにしたいアプリアイコンを(複数)選択して、「フォルダを作成」をタップして、最後に「完了」をタップします。

フォルダをマージする

 フォルダを別のフォルダまでドラッグ&ドロップすると、フォルダを結合(マージ)できます。

フォルダに名前を付ける(変更する)

 フォルダを作成すると名前を付けてくれますが、相応しくない場合は、フォルダを長押しして「名前を変更」をタップして、名前を変更します。

フォルダのサイズを拡大する

 フォルダを長押しして、「フォルダを拡大する」をタップすると、サイズ「2×2」のフォルダになります。

 さらに、フォルダ内のグリッドを選択できます。★新機能

 この大きなサイズのフォルダのメリットは、アイコンが大きく見やすくアプリを発見しやすいことと、フォルダを展開しなくても、フォルダ内のアイコンをタップするだけで、そのアプリを開くことができるところです。

※「Flux Home Screen」によるフォルダのサイズ変更は「5.1)」を参照してください。

5)アイテムをホーム画面上から削除する 

 ホーム画面上にある不要になったアイテムは削除(消去)することができます。

アプリ/アプリショートカット

 アイコンを長押しして、「削除」をタップして、確認の「削除」をタップします。

ウィジェット

 ウィジェットを長押しして、「ウィジェットを削除する」をタップして、確認の「削除」をタップします。

フォルダ

 フォルダを長押しして、「グループ化解除」をタップして、確認の「グループ化解除」をタップします。

 フォルダ内のアプリは、削除されずにホーム画面に再配置されます。

6)アプリをアンインストールまたは無効化する

 利用しないアプリは、デバイスから削除(アインストール)するか、リソースを消費しないように無効化にします。

アンインストール

 インストールしたアプリが、不要になったら、デバイスから削除(アンインストール)します。

 アプリのアンインストールは、アンインストールしたいアプリアイコンを長押しして、オプションの「アンインストール」をタップして。確認の「アンインストール」をタップします。

 ホーム画面に配置していないアプリは、ドロワー画面から同様の方法でアンインストールします。

※「アンインストール」が表示されない場合は、そのアプリはアンインストールできません。

無効化

 プリインストールのシステムアプリは、アンインストールできませんが、絶対に利用しないアプリは「無効」にして、アイコンを非表示にできます。

 無効にしたいアプリアイコンを長押しして、オプションメニューの「アプリ情報」をタップして、「アプリ情報」画面の「無効にする」をタップして、確認の「アプリの無効化」をタップします。

7)アイテムを移動する

 アプリアイコンを自由に移動したい場合は、【ホーム画面設定】>「アイコンの自動整列」を無効にしておいた方がいいです。

ページ内の移動

 アイテムを長押ししてドラッグ&ドロップで、アイテムの移動ができます。

ページ間の移動

 ページ間移動の場合は、ページ内移動の延長で、ページ外までドラッグすると次ページになるので、ドロップします。
 この方法は、移動するページ数が多い場合は、ちょっと難があります。

 もうすこし簡単な方法があって、ホーム画面を長押しして「編集モード」にしてから、移動したいアイテムを長押しして、画面下に表示される移動先ページまでドラッグ&ドロップします。

複数のアプリアイコンをまとめて移動する

 アプリを複数個まとめて移動したいときは、ホーム画面の編集モードにしてから、複数のアプリを選択して、長押ししてドラッグ&ドロップします。

4.ホーム画面を長押ししてからのカスタマイズ

 ホーム画面を長押しすると、画面の下に4つのアイコン「ウィジェット」「壁紙とスタイル」「レイアウト」「ホーム画面設定」が表示されます。

※「ウィジェット」は、2.3)を参照
※「ホーム画面設定」は、こちらを参照

1)「壁紙とスタイル」>「壁紙」⇒壁紙を選択する

 【壁紙とスタイル】>【壁紙】をタップすると、【壁紙の変更】画面になるので、ここから壁紙にしたい画像を選択することができます。

「アルバムから選ぶ」をタップ

 デバイス内にある「写真」を選択できます。

「無地を使用」をタップ

 「グラデーション」または「無地」から「色」を選択して透明度のカスタマイズができます。

プリセット

 OPPO提供の画像から壁紙を選択できます。

・クラシック

・ColorOS

・壮大な山

・開花

・平穏

・光と影

・メディテーションプラネット

・構成

・インタラクティブ

2)「壁紙とスタイル」>「壁紙」「スタイル」⇒壁紙を変更する

 壁紙にしたい画像を選択したら「適用」をタップします。そのまえに、ぼかしを入れたい場合は、「スタイル」をタップして「ぼかし」を有効にしておきます。

3)「壁紙とスタイル」>「アイコン」(アイコンのカスタマイズ)

 ホーム画面上を長押しして、「壁紙とスタイル」>「アイコン」をタップすると、アイコンのカスタマイズができます。

アイコンのスタイル

・クラシック・フラック・放射輝度

※フラックの場合は、さらに「色」を「壁紙の色にあわせる」か「システムカラーを採用」から選択できます。

・影・材料・小石

アイコンのサイズ

 アイコンのサイズをスライダーで自由に変えることができます。

・最小・最大

アプリ名のサイズ

 アプリ名のサイズを5段階で変更できます。

・最小・最大

4)「レイアウト」

「グリッド数」を変更する

 グリッド数とは、ホーム画面上の1ページにおける透明なマス目と思ってください。
 初期状態は「4×6」で、「横」に4マス、「縦」に6マスとなり、アプリアイコンが24個配置できるようになっています。

 ホーム画面を長押しして、「レイアウト」をタップすると、「4×6」「5×6」「5×7」から選択することができます。

ラベル(アイコン名)を非表示にする

 さらに、「アイコン名を非表示にする」を有効にすると、ラベルを非表示にできます。それによってグリッド数の選択肢(「5×9」)がひとつ追加になります。

5)グローバル検索ボタンを追加する

 ホーム画面の「ページドット」に替えて「グローバル検索」ボタンを追加できます。

 【ホーム画面設定】をタップして、「画面下部に検索を表示」を有効にすると、ドックの上に検索ボタンを表示できます。

※「グローバル検索」については、こちらをご覧ください。

5.「Flux Home Screen」:アイテムのサイズを自由に変更する ★新機能

 【ColoraOS 16】にアップグレードすることで、ホーム画面が「Flux Home Screen」に進化しています。それが実感できるのが、アイテムのサイズを自由に変更できるところです。

1)アプリアイコン/フォルダのサイズ変更

・アプリアイコン/フォルダを長押します。
・アイコン/フォルダの右下に「リサイズハンドル」が表示されます。
・この「リサイズハンドル」を上下左右にスワイプすることで、「通常」⇒「横長」⇒「縦長」⇒「拡大」と即座に形状を変えることができます。

2)ウィジェットのサイズ変更

 ウィジェットも長押しして、自由にサイズを変更できます。

6.ホーム画面上でのジェスチャー操作

①ステータスバーの左側を下にスワイプ

 「通知シェード」が開きます。

②ステータスバーの右側を下にスワイプ

 「クイック設定」が開きます。

③画面上を下にスワイプ ※要設定

 「Shelf」か「グローバル検索」か(左側)「通知シェード」(右側)「クイック設定」が開きます。
【ホーム画面設定】>「ホーム画面でスワイプダウン」から選択できます。

④画面上を左右にスワイプ

 ホーム画面のページを移動できます。

⑤画面上をピンチイン

 編集モードの画面になります。

⑥画面上を上にスワイプ

 ドロワー画面が開きます。

⑦画面上を長押し

 編集モードの画面になります。

7.ドロワー画面のカスタマイズ

1)スタイル ★新機能あり

 ドロワー画面は、従来型のすべてのアプリを縦スクロールで表示するスタイル(「すべて」)と、新たにiPhoneのアプリドロワー風スタイル(「カテゴリ」)のどちらかを選択できるようになっています。

2)「すべて」のカスタマイズ

アプリの提案を非表示にする

 ドロワー画面の上2段のアプリ群を非表示にできます。

 画面右上の3ドットボタンをタップして、「設定」から「アプリの提案を表示」を無効にします。

「列」数を変更する

 設定画面の「ドロワーレイアウト」から、横列の数を「4」または「5」に設定できます。

アプリの並び順を変更する

 画面右上の3ドットボタンをタップして、「ソート」から、「名前」(あいう⇒ABC⇒漢字)、「使用量ごと」(多い順)、「インストール順で」(最近のものから)のいずれかを選択できます。

3)「すべて」「カテゴリ」共通のカスタマイズ

 設定の「グローバル検索」を有効にすることで、画面の一番下にある「検索」をアプリ検索から「グローバル検索」に変更することができます。

8.ホーム画面のセキュリティ・プライバシ―対策

1)アプリアイコンを隠す

 他の人に見られたくない アプリを「ホーム画面」および「ドロワー画面」から そのアイコンを隠す(非表示にする)ことができます。

2)アプリにロックを掛ける

 他の人が勝手に アプリを開けられないように、 アプリを開くときにパスワードを要求する(いわゆるアプリロックを掛ける)ことができます。

当記事はここまです。完読ありがとうございます。以降、関連記事一覧等になります。

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