【ASUS Zenfone 6】端末最適化アプリ「モバイルマネジャー」の機能と使い方
2022/02/23
ASUSが提供するシステムアプリの中に、端末の状態を簡単に最適化してくれる「モバイルマネージャー」があります。
最適化のための診断・分析対象は、アプリごとの「データ使用量」「メモリ」「内部ストレージ」「セキュリティとプライバシー」等です。
この「モバイルマネージャー」の機能と使い方をマスターすることで、端末を快適に使いこなすことができるようになるはずです。
1.「モバイルマネジャー」の起動
1)「拡張機能」画面から
①設定画面で「拡張機能」をタップします。
②「拡張機能」画面で、「モバイルマネージャー」をタップします。
2)ホーム画面上のショートカットアイコンをタップします。(後述)
3)「クイック設定パネル」の「メモリ解放」を長押しします。
2.「モバイルマネジャー」のダッシュボード
「モバイルマネジャー」を起動すると、ダッシュボードが表示されます。
・「スキャン」の実行
・「データ使用」の実行
・「メモリ解放」の実行
・「クリーンアップ」の実行
・「セキュリティとプライバシー」の実行
【TISP】ショートカットを作成
ダッシュボードの右上にある3ドットメニューボタンをタップして、さらに「設定」をタップします。
「メモリ解放」「モバイルマネージャー」「クリーンアップ」のショートカットアイコンをホーム画面上に作成します。
3.スキャンの実行結果
4.「データ使用」の実行結果と提案
「モバイルマネージャー」ダッシュボードの「データ使用」をタップします。
1)データ使用量を確認する
「データ使用」画面の「データ使用量を確認する」をタップします。
アプリごとのモバイルデータの使用量がわかります。全体の使用量は、日々の推移をグラフで確認できます。
アプリ部分をタップするとそのアプリの「フォアグラウンド」と「バックグランド」の使用量がわかります。
①「バックグラウンドデータ」を無効にすると、バックグランドでの利用ができなくなります。
②「バックグラウンドデータ」を有効にすると、「データの無制限使用」の設定ができるようになります。
・「有効」⇒「データーセーバー」をONにしても、バックグランドで利用できます。
・「無効」⇒「データーセーバー」をONにしたら、バックグランドでの利用ができなくなります。
2)データ&制限を設定する
「データ使用」画面の「データ&制限を設定する」をタップします。
①「アプリのデータ使用量のサイクル」:1カ月単位のデータ使用量算出の開始日を設定します。
②「データ警告を設定」を有効にすると、警告を発する「1カ月単位のデータ使用量」を設定できます。
③「データ上限の設定」を有効にすると、利用できる「1カ月単位のデータ使用量」の上限を設定できます。
※注意事項にあるように、上限に達すると、モバイルデータでの通信ができなくなります。
通信会社のサービスによっては、モバイルデータを無制限に利用できるアプリもあるので、この設定は、無効のままがいいと思います。
3)アプリのデータ使用量を制限する
「データ使用」画面の「アプリのデータ使用量を制限する」をタップします。
アプリごとに、モバイルデータによるインターネット接続をできないようにできます。
①「アプリのデータ使用量を制限する」画面で、「モバイル」タブを表示して、モバイルデータでの使用制限をしたいアプリをタップします。
②「モバイル」を無効にします。
③モバイルデータ使用時に、そのアプリを開こうとすると、警告が表示されます。
4)データセーバー
「データ使用」画面の「データセーバー」をタップします。
「データセーバーを使用」を有効にすると、データ無制限アクセスを許可していないアプリに対して、モバイルデータの使用量を抑えることができます。
アプリごとに「データ無制限アクセス」を許可するには、
①設定画面の「アプリと通知」をタップして、表示される「特別なアプリアクセス」をタップします。
②「特別なアプリアクセス」画面で、「データ無制限アクセス」をタップします。
③「データ無制限アクセス」画面で、許可したいアプリを有効にします。
※1)②からも設定できます。
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5.「メモリ解放」の実行結果と提案
「モバイルマネージャー」ダッシュボードの「メモリ解放」をタップすると、使用されていないアプリが、メモリ上から削除されます。
1)「スーパークリーンモード」を有効にする
「スーパークリーンモード」をオン(有効)にすると、「最近使用したアプリ」画面で、そのアプリをスワイプして画面から消去(または「すべて消去」をタップ)したときに、バックグラウンドでも停止し、メモリを解放して消費電力を抑えることができます。
①「メモリ解放」を実行して表示される「スーパークリーンモードをオンにする」をタップします。
②「スーパークリーンモード」画面になるので、「ON」にします。
③「アプリから通知が来ない可能性があること」を確認して「OK」をタップします。
④「すべてを消去を適用」を有効にすると、「最近使用したアプリ」すべてに「スーパークリーンモード」を実行します。
⑤⑥アプリリストをタップして、「スーパークリーン」を適用するアプリを選択します。
【TISP】「スーパークリーン」の実行
・「クイック設定パネル」の「メモリ解放」をタップ
または
・ホーム画面上の「メモリ解放」ショートカットアイコンをタップ
することで「スーパークリーン」の実行ができます。
6.クリーンアップの実行結果と提案
「モバイルマネージャー」ダッシュボードの「クリーンアップ」をタップすると、内部ストレージの使用状況と空き領域を確保するために、キャッシュファイルの削除や使用していないアプリの削除等を提案をしてくれます。
・「クリーンアップ」のダッシュボード
1)キャッシュの削除
①「キャッシュをスキャン」をタップします。
②キャッシュファイルの一覧が表示されるので、不要なキャッシュファイルをチェックして「ファイルを削除」をタップします。
2)容量の大きなファイルを削除
容量の大きなファイルがあれば、そのファイルを提示してくれるので、不要であらば削除します。
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7.プライバシーとセキュリティの実行結果と提案
「モバイルマネージャー」ダッシュボードの「プライバシーとセキュリティ」をタップします。
・実行結果の例
・提案例
1)アプリのインストールは安全ではありません。
「管理」をタップすると、設定画面⇒「アプリと通知」⇒「特別なアプリアクセス」⇒「不明なアプリのインストール」と同じ画面が表示されます。
Google Play以外からアプリをダウンロードしようとすると「提供元が不明なアプリ」とみなされて、許可制になっています。
この「許可する/しない」を、アプリごとに設定できます。
2)アプリが通知を読むことができます
「制御」をタップすると、設定画面⇒「アプリと通知」⇒「特別なアプリアクセス」⇒「通知へのアクセス」と同じ画面が表示されます。
「通知へのアクセス」を許可しているアプリの一覧が表示されます。
3)ロック画面に通知が表示される状態です。
「オフにする」をタップすると、設定画面⇒「セキュリティとロック画面」⇒「ロック画面の設定」⇒「ロック画面上」と同じ画面が表示されます。
ロック画面は、「パスワードなし」で見ることができるので、プライベートな内容まで見られる危険性があります。
現在は、「すべての通知内容を表示する」設定になっているので、それ以外の設定にするよう提案されています。
※詳細は、別記事を予定。
4)アクセンビリティを使用できます。
「オフにする」をタップすると、設定画面⇒「ユーザー補助」と同じ画面が表示されます。
※「ユーザー補助機能メニュー」をOFFにすると、提案は表示されなくなりました。
5)「プライバシーとセキュリティ」の設定等
3ドットメニューボタンをタップすると
①「デバイス保護」
②「履歴データの消去設定」
③「ウィルスデータベースをアップデートする」
の設定等ができます。
それぞれの画面で、次のことができます。