【ASUS Zenfone 6】「カメラ」の使い方
2019/12/17
「ASUS Zenfone 6」の最大の特徴は、フリップカメラです。
カメラレンズの視点を自由自在の動かすことができるので、従来の前面カメラ、背面カメラという概念はなくなっています。
撮影モードを決めて、被写体にカメラのレンズを向けると、AIが最適なモードを探してくれるので、あとはシャッターを押すだけです。
「パノラマ」撮影も、シャッターを押したあと、端末を動かすことなく、フリップカメラが自動的に動いて撮影してくれます。
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1.カメラの起動方法 あれこれ
「カメラ」アプリを開く方法は、いろいろと用意されています。
初期設定では、利用できないものもあるので、利用したい場合は、設定してください。
スリープ状態から、「カメラ」を起動する方法は、3通りありますが、お薦めは、画面上を「C」となぞる方法です。
操作 | スリープ画面 | ロック画面 | ホーム画面 | 左記以外の画面 |
---|---|---|---|---|
1)画面上を次のいずれかの文字でなぞる 「W」「S」「e」「C」「Z」「V」 |
○ | - | - | - |
2)スマートキーを1回または2回押下する | ○ | ○ | ○ | ○ |
3)音量ボタンを2回素早く押下する | ○ | - | - | - |
4)クイック設定パネルの「カメラ」をタップする | - | ○ | ○ | ○ |
5)「カメラ」アイコンを長押しして斜め上方向にスワイプする | - | ○ | - | - |
6)「カメラ」アイコンをタップする | - | - | ○ | - |
1)要設定 ※こちらを参照してください。
■【ASUS Zenfone 6】ジェスチャー操作 いろいろ
2)要設定 ※こちらを参照してください。
■【ASUS Zenfone 6】「スマートキー」のカスタマイズ
3)要設定
「カメラ」アプリの設定画面で、「インスタントカメラ」を有効にします。
4)要設定 ※こちらを参照してください。
■【ASUS Zenfone 6】「クイック設定パネル」の使い方とカスタマイズ
5)こちらを参照してください。
■【ASUS Zenfone 6】ロック画面の使い方とカスタマイズ
2.フリップカメラの移動方法
1)「フリップカメラ」ボタンをタップ⇒タップごとに、一気に背面←→前面を行き来します。
【TISP】「フリップカメラ」が一気に動くときに音を鳴らすことができます。
・「カメラ」アプリの設定画面で、「カメラのフリップ音」をタップして、「速度」「サイエンス・フィクション」「動的」から選択できます。
2)「フリップカメラ」ボタンを上下にスワイプ⇒ゆっくりと背面←→前面を移動します。ボタンを離すと静止できます。
3)「カメラ」アプリを開いているときに、「音量」ボタン(上下)を押下
※要設定⇒動きは、「フリップカメラ」ボタン上下スワイプと同じです。
【TISP】「フリップカメラ」のアングルが正しくないときの対処方法
①設定画面で、「拡張機能」をタップします。
②「拡張機能」画面で、「カメラフリップ機能」をタップします。
③「カメラフリップ機能」画面で、「カメラの収納」をタップします。
④「カメラの収納」画面で、「カメラアングルの校正」をタップします。
⑤「カメラアングルの校正」画面で、「フリップのプレビュー」をタップして、「フリップカメラ」が正常に動くか確認します。
⑥正常に動かないときは、「校正を開始」をタップします。
⑦「フリップカメラ」が背面の元の位置に戻らないときは、「カメラを収納」をタップしてみてください。
※まだ、正常に動作しているので、試していませんが。
3.「カメラ」アプリの機能と使い方 『カメラ』編
カメラアプリを開いて、シャッターを切るまでにすることは、たぶん
・撮影モードの選択
・ズームアップ/イン操作
ぐらいかと思いますが、画面からどういうことができるかは、一通り確認しておきましょう。
1)撮影モードの選択
次のいずれかをタップします。
【写真】:一般的な写真を撮影するとき
【ポートレート】:主に顔を大写しで撮影するとき、「美人エフェクト」が使えます。
【パノラマ】:雄大な風景を撮影したいとき
※端末を動かす必要はありません。フリップカメラが自動で動きます。
【夜景】:主に夜間撮影のとき
【PROモード】:「測光」「ISO」「シャッター速度」「露出」等すべての設定を自分自身で行いたいとき
2)ズームアップ/イン操作
ズームアップ/イン操作は、画面(ファインダー)上をピンチアウト/イン操作でもできますが、シャッターボタンを左右にスワイプすることで、簡単にズームを調整できます。
3)その他の操作
画面上から、上記以外の操作もできますが、ほとんどの場合、デフォルトでOKだと思います。撮影モードによってできる操作が決まっています。
・撮影モード別のカメラアプリの画面
操作 | 写真 | ポートレート | パノラマ | 夜景 | PROモード | |
---|---|---|---|---|---|---|
①カメラの設定画面へ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
②「HDR」(*1)切替 | ○ 「HDR+」 「HDR++」 「なし」 |
- | - | - | - | |
③「アスベスト比」切替 | ○ 「全画面」 「16:9」 「4:3」 「1:1」 |
○ 「全画面」 「16:9」 「4:3」 「1:1」 |
- | ○ 「全画面」 「16:9」 「4:3」 「1:1」 |
○ 「全画面」 「16:9」 「4:3」 「1:1」 |
|
④「フラッシュ」切替 | ○ 「点灯」 「なし」 「あり」 「自動」 |
- | - | - | ○ 「点灯」 「なし」 「あり」 「自動」 |
|
⑤「エフェクト」切替 | ○(*2) | - | - | - | - | |
⑥「ズーム」切替 | ○ 「1.0x」←→「2.0x」 |
- | - | - | - | |
⑦「レンズ」切替 「メインレンズ」 「広角レンズ」 |
○ | - | - | ○ | ○ | |
⑪シャッターボタン(*3) | タップ | 写真撮影 | 写真撮影 | 写真撮影 | 写真撮影 | 写真撮影 |
長押し | 連続撮影 | - | - | - | - | |
上にスワイプ タイマー設定 |
○ 1秒~10秒 |
○ 1秒~10秒 |
- | ○ 1秒~10秒 |
○ 1秒~10秒 |
|
左右にスワイプ 「ズーム」切替 |
○ 「1.0x」~「8.0x」 |
- | - | ○ 「1.0x」~「8.0x」 |
○ 「1.0x」~「8.0x」 |
|
⑬「絞り」調整 | - | ○ f22~f0.95 |
- | - | - | |
⑭「美人エフェクト」 | - | ○(*4) | - | - | - | |
⑧「Google Lens」起動(*5) | ○ | - | - | - | - | |
⑩撮影直後のレビュー(*6) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
(*1)HDRとは、明るさの違う複数の写真を合成して、逆光や暗所での撮影でもキレイに撮影できる機能。
(*2)「エフェクト」の選択肢
(*3)シャッターボタン上のジェスチャーまとめ
①タップ:シャッターを切ります。
②長押し:連写ができます。
③上にスワイプ:タイマー設定(1~10秒)して、撮影できます。
④左右にスワイプ:ズームイン(右方向)、ズームアウト(左方向)ができます。
(*4)【ポートレート】(前述)参照
(*5)「Google Lens」アプリを起動
※「Google Lens」の使い方は別途
(*6)撮影直後のレビュー
・タップすると、直前に撮影した写真のレビューを見ることができます。
・写真の詳細情報や共有、編集、削除がここからできます。
(編集は、いろいろなことができるので、機会があれば紹介したいと思います。)
4.「カメラ」アプリの機能と使い方 『ビデオ』編
1)撮影モードの選択
【動画】:一般的なビデオ撮影をするとき
【モーショントラッキング】:ファインダー内の被写体っをタップして、シャッターボタンを押すと、被写体の動きにあわせて、カメラが自動的に被写体をトラッキングしながら、ビデオ撮影します。
【スローモ―ション】:高速で撮影して、通常速度で再生します。
【タイムプラス】:一定の間隔(1秒、3秒、5秒)で、静止画を撮影して、それらを繋いで動画を作成します。
2)その他の操作
操作 | 動画 | モーショントラッキング | スローモ―ション | タイムプラス | |
---|---|---|---|---|---|
①ビデオの設定画面へ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
②「動画の解像度」切替 | ○ 「4K 60FPS」 「4K」 「FHD 60FPS」 「FHD」 「HD」 |
○ 「FHD 60FPS」 |
○ 「FHD 240FPS」 「FHD 120FPS」 「HD 480FPS」 |
○ 「4K」 「FHD」 「HD」 |
|
③「フラッシュ」切替 | ○ 「点灯」 「なし」 |
○ 「点灯」 「なし」 |
○ 「点灯」 「なし」 |
○ 「点灯」 「なし」 |
|
④「レンズ」切替 「メインレンズ」 「広角レンズ」 |
○ | - | - | ○ | |
⑦シャッターボタン | タップ | 録画開始/終了 | 録画開始/終了 | 録画開始/終了 | 録画開始/終了 |
左右にスワイプ 「ズーム」切替 |
○ 「1.0x」~「4.0x」 |
○ 「1.0x」~「4.0x」 |
○ 「1.0x」~「4.0x」 |
○ 「1.0x」~「4.0x」 |
|
⑧フリップカメラボタン ※カメラ編を参照 |
○ | - | ○ | ○ | |
⑤撮影直後のレビュー ※カメラ編を参照 |
○ | ○ | ○ | ○ |
5.シャッターの切り方 いろいろ
「カメラ」アプリが開いているときに、以下のいずれかの操作でシャッターを切ることができます。
1)画面下の「シャッター」ボタンをタップ
2)画面(ファインダー内)をタップ※要設定
・「カメラ」の設定画面で、「タッチシャッター」を有効にします。
3)スマートキーを押下※要設定
・「カメラ」の設定画面で、「スマートキーをシャッターとして使用する」を有効にします。
4)音量ボタンを押下※要設定
・「カメラ」の設定画面で、「音量ボタンを押した時の設定」で、「シャッター」を選択します。
6.「カメラ」の設定画面
※設定画面の各項目は、撮影モードによって、違っています。
1)カメラの設定項目
・撮影モード別の設定項目
①カメラ解像度 ②タイマー ⑦AF自動調整
③AIシーン検出
有効にすると、AIが被写体を分析して、最適な撮影モードを選択して、ファインダーに表示してくれます。
④タイムスタンプ
有効にすると、写真の右下に、撮影した日時が入ります。
⑤ASUSウォーターマークを挿入
有効にすると、写真の左下に「Zenfone 6」のロゴが入ります。
⑥タッチシャッター(前述)
⑧最適化
⑨測光モード
2)ビデオの設定項目
①動画の解像度 ②ビデオフォーマット
③手ブレ補正
3)カメラ、ビデオ共通の設定項目
①カメラのフリップ音(前述)
②グリッド
③場所サービス
有効にすると、撮影場所がわかってしまうので、注意が必要です。
④ちらつき防止
室内等での照明によるちらつきを防止します。
⑤スマートキーをシャッターとして使用する(前述)
⑥音量ボタンを押したときの設定(前述)
⑦インスタントカメラ(前述)
⑧保存先
⑨デフォルト設定に戻す